兵庫県加古川市|グリーンピース動物病院 の 猫の腸閉塞の病理検査結果
院長ブログ

猫の腸閉塞の病理検査結果

Share on Facebook
LINEで送る

11月に腸閉塞の手術をして、腸管に出来ていた腫瘤を摘出した猫ちゃんの件ですが。

取り出した腫瘤を病理検査に外注していたのが、結果が帰って来ました。

「盲腸腺癌」という良くない結果でした。

既にリンパ節転移も生じていて、転移巣が大きくなって来るのがどれくらい先なのか?は正直読めておりません。

縫合糸反応性肉芽腫ではなかったです。

化学療法、一般的に言う抗がん剤療法も考えないではないですが。今までのいろいろの治療で両手の静脈が状態が悪いのと、基本的に野良猫ちゃんで抜糸まで入院で治療しましたけれども、なかなかに治療に抵抗しますし。

これからは経過を見て行って、出たとこ勝負で対応するということになりました。

今回の手術自体は上手く行ってくれて、今日退院した現在は食欲元気さ完全に回復しております。

最後の病理の結果が辛いところですが。少しでも長く良い状態が続いてくれますよう祈っております。