症例の紹介や解説も大切ですが。
時々、日常診療で頭も気持ちも飽和状態になってしまって、病気のことを書くのがしんどいと思うことがあります。
昨日から重症の膵炎疑いの18才猫ちゃんが入院しておりまして。夜間に数回起きて状態を診ていると、どうしても睡眠のリズムが乱れてしまいます。今日は、さすがに眠くてしようがありませんが。ここ数日来院した可愛い子犬たちを紹介してみたいと思います。
まず最初に。生後14日目のシェトランド・シープドッグの赤ちゃんです。
眼がやっと開いて来たところです。
ちいちゃくて、とても頼りなさげなのが、たまりませんね。
お母さん犬は、とても別嬪さんです。話しによると、お父さん犬もナイスな男前だそうですから。
この子も別嬪さんに育つことと思います。
次は、生後2ヶ月令のラブラドールレトリーバーの男の子です。リキという名前は、1年以上前に亡くなった先代のリキの名前を引き継いだものです。
先代のリキは、私が繁殖した犬で、それは素敵な犬でしたが。高齢になり病を得て飼い主様に見守られながら一生を終えました。
飼い主様は、先代リキが亡くなった後、どうしてもリキのことが忘れられずにいて。リキの親犬を私にお世話してくれた奈良県のブリーダーさんにお願いして。1年待った後、先代のリキそっくりな可愛い子犬がやって来たということであります。
この系統のラブは、姿形の美しさもさりながら、気性の素晴らしさが際立っております。イケメンラブに育って行くことと思います。
最後に、4ケ月令のコーギの女の子です。
この子の飼い主様は、ゴールデンレトリーバーの女の子、コーギの母娘、猫ちゃんとの賑やかな生活を楽しんでおられたのですが。年を経て犬たちは全頭亡くなってしまったのです。
わんちゃんたちが全く居なくなってしまって、寂しくなったものですから。もう一度コーギをと。迎え入れたのがこのくるみちゃんであります。
しかし、子犬はどの子も可愛いですね。見ていて飽きません。
この子たちと飼い主様たちが、これから末永く幸せに暮らしていけますように、心から祈っております。
しかし、それにしても、眠いです。膵炎疑い猫ちゃんの状態は、昨日よりも落ち着いて来ているように思われますが。これからどうなっていくのか?まだまだ予断を許しません。元気に退院出来るよう頑張ります。
ではまた。